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2014年10月22日水曜日

住友林業で家を建てるので、その記録を気まぐれに。

ある週末、近くの営業所にフラッと足を運びました。爽やかな営業マンの方がモデルルームを案内して下さって、いろいろと最近の事情を教えて下さいました。たとえば、私達が土地購入を検討しているエリアには柔らかい土地が多いことや、消費税増税前に購入しようと焦るより金利が低いことを意識して計画を立てるべきことなどを教えて下さいました。別のメーカーにもいくつか足を運んでいたのですが、一番具体的に、ポイントを押さえた説明をして下さったように思います。

地元のメーカーはコスト的に安かったのですが、契約を急がせようとする態度や、小さな子供連れへの配慮の低さ等、気になる点がいくつかあり、一方で住友林業は営業マンの方が信頼できるお人柄でした。気持ちよく長い付き合いができそうだと思い、最終的に住友林業さんと契約することにしました。

営業の方は、「会社としては家の建築にお金をかけてもらうのが嬉しいけれど、やはり無理のない範囲で安心できる価格を選んで欲しい」と言って下さり、私達がローンで月々支払える金額を聞いた上で具体的な提案をして下さいました。土地の候補もいくつか選んでくれて、この土地ならこんな建て方が好ましいとか、日差しのこととか、隣家との位置関係とか、経験的な地盤の柔らかさから想定される杭の長さとそこに基礎をつくる費用とか、いろいろな角度から提案をして下さいました。

アルゴンガス入りの二重窓、無垢の床などが標準で、二階建てのバルコニーあり。太陽光パネルを乗せて、水回りや電気関係の工事も込みで、やはりすみりん標準の30年保証つき。各部屋をつなぐドアの上に壁がなく、天井がつながったように見えるつくりで、カーテンはレールが天井に隠れるかたちなので見た目が綺麗。そして床から天井まで2.4mほどなのでとても広い印象になるそうです。

こういうご提案をいただいて、外構工事と住居を分けて見積りをとっていただきました。家の坪単価は76万円ほど。Webの割引が適用されたり、たまたまSHARPのキャンペーンで蓄電池をもらえたり、内容のわりにお得感のある契約となりました。

通常の建物建築の契約では4回ぐらいに分けて代金を支払うそうです。住友林業の(たぶん)すごいところは、建物の引き渡しの直前までほとんど代金を支払わなくてよいところです。その時点までローンを発生させないでいられるというメリットがあるのですね。会社が強いからできることなのでしょう。

ビッグフレーム(BF)構法は融通が利くらしく、かなり自由に間取りを決められるようです。アイデアをもって打合せにいくと、ホイホイと聞いてくれます。間取りの打合せでは建築士の方が「風通し」をかなり意識されているのが印象的で、基本的には開けられるドアは開けておいて欲しいとのこと。気密性が高い分、しっかり換気しないといけないのかもしれませんね。

間取りの打合せでは建築士の方が遠慮なくコメントをくれるので助かります。
「冷蔵庫はそこでいいの?」
「歳をとったら1階の和室に布団を置く押し入れが欲しくなるよ」
「勝手口はこっちに作った方が便利だし、こちらは隣の建物があって隠れるから不格好でもないよ」
などなど。彼のコメントが私達が考え直すきっかけにもなって、結果的に良い間取りができあがっていく印象です。

先日の打合せでは、お客さんに入っていただく予定の1階和室のすぐ隣にトイレをもってくることを提案されました。2階の間取りを検討する中で階段の位置をずらすことを検討している最中に、1階のトイレの位置を変えることを思いついたようでした。お客さんが来られる部屋のすぐ隣にトイレだなんて、壁一枚だから音が気になってしまうのではないかと懸念を伝えると、遮音性が高いから全然大丈夫ですとのこと。そんなもんなんですね。今まで賃貸だったから想像がつきませんでした。

まだ何回か数時間単位の打合せをする予定です。じっくり考えて、納得のいく間取りにできたらいいな、と思っています。