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2016年7月22日金曜日

インテリア

まだインテリアのことを書いていませんでした。

家を新築するにあたり、インテリアを新調することはよくあることだと思います。しかし、うちには小さな子供達がいるのでずいぶんと悩みました。

仮に上等な家具を買ったとして、もし子供が傷つけたら台無しになってしまうかもしれない。それに、大人にとって最適な家具が子供に最適とは限らない。そう考えながら思索したわけです。

結局、新調したインテリアは少なく、多くの家具を旧居から持ち込むことにしました。新調したのは、カーテン、テレビ台、ソファー、ソファーテーブル、ラグ、それと照明だけです。それぞれ、インテリアフェアで実物あるいは相当品を拝見してから契約しました。

それぞれの商品は、コーディネーターの方と相談しながら選定しました。まずオススメを挙げてもらい、それをたたき台として自分たちの都合を勘案しながら商品を決めたので、それぞれの商品やメーカーについては詳しく知らないです。

カーテン。妻の友人が、まだお招きしていないにもかかわらず、道ばたから一目見て「気になって」いたとのことですから、女性受けのするカーテンになったようです。コーディネーターの方が様々な角度から検討してくださったので総合的な観点からデザイン的にしっくりしたものになったのだと思います。

テレビ台。コーディネーターさんのオススメをそのまま採用しました。いわゆる作り付けのテレビ台をこしらえてもらいました。材質は無垢の床に合わせたウォルナット。オーダーメイドなので後ろに隙間もなく、部屋の形と完璧にマッチしています。壁のコンセントや情報端末は、テレビ台の設計図を配慮して設置されたため、テレビ台の内側の最適な位置にあり、コード類はほとんど露出しません。引き出しやドアも非常につくりが良く、滑らかに動きます。どこの会社でつくられたものだったか、残念ながら忘れました。

テレビ台については、ひとつだけ欠点がありました。オーディオ機器を入れる棚のドアが木製で、中が見えるよう横長の穴がいくつか空いていたのですが、そこからはオーディオ機器のディスプレイ等がしっかりと見えません。子供にテレビの撮り溜めやDVDを見せる際、毎度ドアを開けて操作するのは不便なので、プレイヤーだけは棚に入れずテレビに並べて外に配置しています。

ソファーはフクラの製品です。今調べてみると、おそらく外見的にはカストールというシリーズのものになると思います。子供がいるので汚したり傷つけたりしてしまうことを恐れていましたが、半年経った今も綺麗に使えています。

ソファーを選ぶにあたり、下をルンバが通過でき、小さな子供がいても傷み難いものを希望しました。コーディネーターさんのアドバイスに従って皮のシートにしたのが功を奏したように思います。布だったら今頃シミだらけかもしれません。

ソファーの座り心地は、柔らかすぎず、しっかりとした安定感があります。毎日のように子供が跳んでいますが、今のところ劣化は感じません。カバーはかけていません。



皮のソファーなのでメンテナンスが必要です。1年に2度か3度、専用の洗浄液で拭き、オイルを塗ります。この洗浄液とオイルは納品時に数回分をいただきました。説明書の指示通りにメンテナンス作業をすると、まるで新品のようになります。

ある日、2歳の子供がソファーにガリガリと爪を立てて遊ぶという事件がありました。周囲に比べて少し明るい色の傷ができてしまったので衝撃的だったのですが、ありがたいことに、メンテナンス後には傷が見えなくなりました。どこに傷があるかさえわからなくなるほど。皮は削っても皮で、材質が同じだから、同じオイルでコーティングすると質感が同じになるのかもしれません。

購入したフクラのソファーは、普通に座っても良いですが、床に座って肘を掛けるのに都合がよい高さになっています。背もたれが低いので圧迫感がなく、コーディネータの方が説明して下さったように、部屋が広く感じます。

ボルスターと、オットマンと、クッションをつけました。ボルスターは好きな場所に設置できる1人用のヘッドレストです。深く腰掛けてくつろぎたいときに重宝します。

オットマンはソファーと同じ皮のもの。足を伸ばしたいときに使うほか、我が家では子供の歯磨きの際にも重宝しています。小さな子供にはちょうど良いベッドサイズなので、そこにバスタオルを敷くと子供は喜んで寝転がります。そして、ふわふわの上で楽しく歯を磨くというわけです。

クッションは皮のものが4つ。それからコーディネーターさんからのプレゼントで、布の明るい色のものが1つです。この1つがシックなソファーにひとつあるだけで、ぐっと引き締まるのですから不思議です。色彩のプロの視点はすごいですね。

ちなみに、こちらからお願いしていないのですが、住友林業の担当の方々から、さりげないプレゼントがいくつかありました。上のクッションはその1つ。もともと自分たちで購入するつもりだったのに、ある日突然、これはプレゼントにさせて下さいと言ってもらえました。粋ですね。

ソファーの手前には、やはりウォルナット製のソファーテーブルを置きました。その向こうにテレビ台があります。テーブルのメーカーは覚えていませんが、とにかくインテリアフェアで出会いました。

テーブルを選定するにあたり、ルンバの運用は当然のこととして、子供が登って天板の端を踏んだときにバランスが崩れるかもしれないと考えながら製品を選びました。上から見ると長方形で、四隅から垂直に足が生えているものにしました。いざ買ってみると、木に厚みがありかなり重いので、子供が乗ってバランスを崩すというのは杞憂だったかもしれません。

無垢のテーブルということで、表面にビニール製のシートは被せないようにとアドバイスをいただきました。新鮮な空気に触れられるようにしておく必要があるそうです。テーブルそのものには満足していますが、日々忙しいので片付ける余裕がなく、リビングの物置と化しています。

注意点としては、無垢のテーブルの場合、油系の汚れには注意をした方がよさそうです。ある日、子供が、ガラスに貼るゲル状のステッカーをテーブルに置き、一晩そのままにしてしまっていました。そうすると、ゲルから油が染み出たらしく、テーブルにシミがついてしまいました。この手の汚れはとれないので要注意です。天板を削ればよいのでしょうけど、どれくらい削れば良いのか未知数です。

ソファーテーブルの下にはラグを置きました。こちらもルンバとの相性のよいオススメ商品を提示してもらい、コーディネーターの方のアドバイスを受けながら選びました。明るい色だけれども落ち着いており、ソファーだけでなく、例の布クッションとも色彩的な調和がとれているので満足しています。毎晩ルンバが削っているようですが、半年経った今も、踏み心地や見栄えが悪くなったという印象はないです。これもメーカーを覚えていません。インテリアフェアで出会いました。

ダイニングテーブルの照明や、天井に埋め込まれた照明も、他のインテリアとうまく調和しています。

総じて言えることは、コーディネーターの方がこちらの要望にしっかりと耳を傾けて下さって、とても良い製品を紹介してくれましたし、こちらもプロのアドバイスを尊重して正解だったと思います。

新築時に検討したけれども買わなかったものの1つに、ダイニングテーブルがあります。これは買わなくて正解でした。子供がまだ小さすぎるので時期尚早と考えたのですが、そのとおりでした。でもいつかは新しいものにしたいですね。インテリアフェアで見たマルニ木工の椅子は印象的でした。これをお読みの方でダイニングテーブルをご検討の方は、是非、マルニ木工の椅子に座ってみるべきですね。どのように座ってもしっくりとくる、とても座り心地の良い椅子でした。

2016年6月16日木曜日

キッチン周り

今回は我が家のキッチン周りについて。

他の設備と同様に、キッチン周りについても打合せで色々と検討しました。打合せでは、色々な会社のキッチン設備のカタログをもらいました。その中で妻が望んだのはトクラスの製品でした。展示場でいくつかの代表的な設備を見た上で、トクラスのキッチンを採用することになりました。

トクラスのキッチン設備については、トクラスのWebサイトのカタログが参考になります。

うちで採用したものは、上のサイトで「Bb(ビービー)」と呼ばれているシリーズだと思います。シンクと天板、それとカウンター部分が、人工大理石と呼ばれる石のような素材になっています。

シンクの色は黄緑色。使用開始から半年以上経ちますが、困ったことは起きていません。黄緑色は相変わらず綺麗ですし、スポンジと洗剤で簡単に汚れが落ちます。

シンクと天板は熱湯に耐えられるそうですが、打合せの際に本当に熱いものはやめておいた方が良いと言われたので、アチアチのフライパンを置くようなことはしていないです。熱湯を流すことはありますが、確かに問題ありません。



シンクや天板の下に沢山の収納スペースがあります。この他に、背面に収納棚も設置しました。食器棚と家電を置く棚からなります。

背が高く、磨りガラスのスライド式のドアの食器棚を使っています。ドアは勢いよく閉めても柔らかいタッチで閉まります。建具のスライドドアと同じです。

家電を置く棚にはファンがついており、その棚のコンセントに接続した家電が動くと自動的に風を起こしてくれます。炊飯器が出す蒸気や、トースターが出す熱気が溜まらないようになっているわけです。おそらくそれらの家電の使用電力が一定量を越えたら感知して作動してくれるのだと思います。

もうひとつ、自動で動くものがあります。IHヒーターの上の換気扇です。IHヒーターはパナソニックの200Vのものを採用しています。ヒーターのスイッチを押すと勝手に換気扇が動き始め、ヒーターを止めてしばらくすると自動的に換気扇が止まります。

以前住んでいた家では、妻が料理をしてくれる際に換気扇をつけないことが多く、僕は熱いのが嫌なので度々スイッチをオンにするよう指摘することがありましたが、今はそのようなことがなくなりました。



IHヒーターも様々な製品から選ぶことができましたが、せっかくの機会なので、できるだけ上等なものを選ぶことにしました。200Vは当然として、いろいろな機能を備えているらしいものを検討した結果、パナソニックの製品となりました。

僕自身はまだ使いこなしているとは言えませんが、お魚もふっくらと焼けるし、タイマーが使えるし、お湯が湧いたら自動でオフにすることもできるし、油の温度はコントロールできるし、電源を切っても熱いうちは赤く光ってくれるので、気に言っています。

このほか、打合せのときに勧められて、浄水器を設置しました。ラピュールという会社の製品です。

ラピュールのWebサイトを見つけました。PDFの資料もあります。本体価格は10万円ほどになっていますが、僕たちが購入したときは住友林業のキャンペーンのため6万円程度で住んだと記憶しています。トクラスのシンクには追加の蛇口を設置できる余裕があり、そこに浄水器の蛇口をつけてもらいました。シンクの下に本体のカートリッジ部分があります。

資料にあるとおり、塩素などを取り除いた上で、ミネラルを補給してくれるタイプの浄水器です。住んでいる地域が軟水の地域のためコーヒーに向かないのですが、この浄水器でつくった水で淹れると美味しい気がします。未処理の水と同時に比べたことがないので、いつか比べてみたいと思います。料理はすべてこの水を使っています。



カウンターの手前には、写真にある棚を設置しました。設計担当の方のおすすめです。奥行きはそれほどないのですが、手前の壁が左右にスライドすることで棚にアクセスできるようになっており、見た目も綺麗だし、ダイニングで必要な箸やスプーンなどを置いておくのには重宝しています。



2016年5月11日水曜日

住宅ローンとつなぎ融資

我が家を建てるにあたり、住宅ローンを利用しました。そのあたりの経緯について、まとめておこうと思います。

先に断っておきますと、半年以上も前のことですからちゃんと覚えていないことも多いです。ここに書いてあることを鵜呑みにせず、営業担当の方に直接相談されるのが一番だと思います。

まず、つなぎ融資と呼ばれるものについて。これは、いわゆる住宅ローンとは別の借金です。住宅ローンの融資は建物が完成した後でないと実行されないので、完成以前に必要なまとまったお金を工面できない場合、つなぎ融資を利用することができます。

新築で家を建てる場合、建築請負契約が成立した時点での「手付金」や、棟上げが終わった時点での「中間金」など、まとまった金額を支払う必要が何度かあるというのが通例のようです。これらは資材の購入等にあてられるものなので請負金額の数十%に達するとのこと。これらの支払には住宅ローンが利用できないので、つなぎ融資を利用するわけです。

僕たちが住友林業で家を建てる際、土地の購入に関するものを除いて、家の引き取りのタイミングまでは多額の支払をせずに済みました。「手付金」や「中間金」と呼ばれるものがなかったのです。最後にちゃんと払ってくれるはずだからいいですよ、という感じでした。会社として資金力があるからなのか、あるいは支払能力を見定めた上で顧客を選んでいるからなのか、その理由は不明です。

とにかく、途中で多額の資金を工面する必要がなかったので、つなぎ融資を頼る必要がありませんでした。当然ながらそれに伴う利息も発生しないので、このやり方は顧客にとってお得だと思います。

住宅ローンについては、営業の方がお薦めの金融機関とサービスを紹介してくれました。返済計画なども一緒に考えて下さり、何度も一緒に金融機関の窓口に足を運んで下さって、満足できるかたちで融資を受けることができました。

営業の方が紹介して下さった金融機関は、住宅ローンの融資金を住友林業に直接支払うことができる金融機関でした。僕たちの口座には1円も入らず、住友林業の口座に直接振り込まれる形です。これは代理受領と呼ばれるそうです。この代理受領という仕組みのおかげで、融資を受けたお金を自分で住友林業に支払うという手間がはぶけました。

これらの資金計画については設計以前の段階から営業の方が丁寧に説明して下さっていたので、ど素人の僕たちでも、いつまでに何が必要で、そのためにいつどういったアクションを起こせば良いのかを、常に前もって知ることができました。営業の方が適切なタイミングで連絡を下さるのですが、僕たちの生活リズムをしっかり把握されていて、一番電話を受け取りやすい時間に連絡を下さったのもありがたかったです。

確定申告

家を新築して住宅ローンの融資を受けると、確定申告をしなければなりません。初めての経験のことだし、いろいろな書類が必要とのことで、当事者はかなり憂鬱になります。

確定申告の季節が近づいてきたころ、住友林業から郵便が届きました。そこには何と、確定申告に必要な書類がリストアップされているではありませんか。しかも、必要な書類のうちのいくつかは住友林業からかつて受け取ったものであり、それぞれがいつ頃、どのような書類と共に受け取ったはずのものであるかが書かれていたのです。これは非常にありがたかったです。

住友林業で契約すると、最初に大きな黒いカバンをくれました。そこに図面を入れたり、重要な書類を入れて保管するように言われていたので、そのようにしていました。このカバンとアドバイスが本当に的を射たものでした。引越を機にどこに保管したのかわからなくなったものが沢山あるなかで、住友林業関係の書類がひとまとめになっていたので散逸を防ぐことができました。

この書類セットのなかに、確定申告に必要な書類が入っていたんですね。設計図や契約書類はもちろん収められていましたし、長期優良住宅関係のものなど、例の書類リストを読んで初めて存在に気づいたものがいくつかありました。

わからないこと、不安なことは、全部、住友林業の営業の方に電話して教えてもらいました。提出すべき書類には、契約書など、コピーが必要なものがいろいろありましたが、どこまでコピーすれば良いかも教えてもらいました。こちらからの電話は一度ではなく何度も小出しになってしまいましたが、いつも丁寧に対応して頂けたので、本当に助かりました。

ネットであらかじめ書類を作成し、コピーが必要なものはコピーを添えて、確定申告会場に向かいました。提出ブースに並び、書類の束を担当者に渡すと、担当者が概要を確認して下さいました。それで確定申告は終わり。朝早くに行ったのですぐに終わりました。


以下、自分が確定申告(住宅ローン控除)をしたときに用意した書類のまとめ。

確定申告A
・(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書
 この計算明細書は自動生成される

地震保険料控除証明書(2枚)

源泉徴収票
・所得金額が3,000万円以下、および所得税額を証明する

借入金残高証明書
・償還期間が10年以上であることを証明する

登記事項証明書
*建物登記謄本
*土地登記謄本
・住宅の床面積(50平米以上)と所有割合を証明する

不動産売買契約書(主要部分のコピーを2部とる)
・住宅ローン控除の対象である取得価額を証明する

建築請負契約書(主要部分のコピーを2部とる)
#工事請負契約書
#着工合意書
#覚書
・住宅ローン控除の対象である取得価額を証明する

住民票
・家屋取得から6ヶ月以内の居住開始を証明する

長期優良関係の2書類(コピーを2部とる)
#住宅用家屋証明書
#長期優良住宅建築等計画の認定通知書


#マークをつけた書類は住友林業がくれたファイル類に入っていました。

*マークをつけた登記事項証明のための書類は、法務局の「かんたん証明書請求」で請求できました。郵送を依頼することもできますが、所定の事務局での受取りも簡単でした。指定された場所を訪ねて受付で受けとりに来た旨を伝え、わずか数分待つだけでゲットできました。

2016年3月17日木曜日

水道の凍結防止

うちには、家の外で水を使えるよう、2つの水道栓があります。ひとつは道路寄りの地面に埋め込まれていて、ホースだけを外に導けるタイプの蓋があります。もうひとつは勝手口近くにあり、こちらは立水栓と水道パンのセットになっています。設計打合せの段階から当然のように配置予定になっていたので、おそらく2つとも標準装備なのだと思います。特に後者は重宝していて、子供が庭で遊ぶとき、車の洗車時、家の窓を外から洗う時に使用しています。

この家は、冬には氷点下になる地域にあります。寒い日の朝に水道栓が凍結して破裂したのを見たこともあります。新しい家で初めての冬ということで、冬が本格化する前に、立水栓の蛇口の保護策を講じることにしました。結果として、無事冬を乗り越えることができたのでここにメモしておきます。

立水栓の傍の地面には青くて四角い蓋があって、おそらくその中に水道の元栓が内蔵されているのだと思います。最悪の場合(蛇口付近が破裂したら)その元栓を閉めて元を絶てばよいわけですが、この蓋は三角ネジで固定されているので応急処置はできそうにありません。三角ネジが無いから中身を見たことがありません。いつか買っておこうと思いつつ、もう何ヶ月も経っています。

さて、購入したのは、日本電熱の「蛇口ヒーター WV-2」という製品です。12月にアマゾンで1,806円で購入したけど、現在(3月17日)706円(在庫3)になっています。この手の製品の値段は季節差が激しいですね。商売できそう。

この製品は、先端がヒーターになっているコード1本と、そのヒーターを蛇口に固定するためのプラスチックケース1つを含んでいました。

経験豊富な建築士さんが設計してくれていたからでしょうか、蛇口の傍に野外コンセントがありました。さすがですね。アマゾンから届いたその日に電源コードをコンセントに挿して、ヒーター部分を蛇口にセットしました。とても簡単。

電源スイッチなどはなく、ただつなぐだけ。おそらく温度センサーが入っていて、蛇口を凍結しない程度の温度に保つのだと思います。氷点下になりそうな時期には、ヒーターをつけた蛇口をタオルで巻いて、それをビニール袋で覆っておきました。この対策が功を奏したのでしょうか。とりあえず、この冬は凍結せず乗り越えることができました。


冬期の空調

いま家を建てるには24時間の換気が義務づけられているそうです。我が家でもずっと換気システムが動いています。木造家屋にとって換気はとても大切なことらしく、設計打合せの段階から建築士さんが、ちゃんと換気するよう何度も教えてくれました。

うちの換気システムでは、屋根裏にある装置で強制排気をすることで間接的に外気を取り込みます。空気を外に出すと空気圧が下がるので、各部屋にある通気口から外気が入ってくるのです。通気口にはフィルターがあり、空気中の塵はそこでトラップされます。言い換えるとフィルターしかないので、外の空気がそのままの温度で入ってきます。

もちろん空気の流れは遅いのですぐに寒くなるということはありませんが、対処しなければ、外気が冷えるほど室内も寒くなるはずです。せっかくのアルゴンガスの二重窓も、外気をもちこんでしまえば台無しのような気がします。でも換気は建物にとってとても大事だから換気システムをオフにはできません。

そこで、寒い冬は暖房をオンにするわけです。我が家では、各階にエアコンを設置していますが、1階は主にエアコン、2階は主にオイルヒーターで暖をとります。

換気は大事だけれども、乾燥しすぎるのもおそらく木材によくないことでしょう。そこで我が家では、暖房の季節が来る前に加湿器を設置しました。1階には大きめの加湿器を、2階には寝室があるので加湿機能つきの空気清浄機を設置しました。

加湿器は気化式です。1階のリビングには、パナソニックの洋室19畳用の製品を設置しました。FE-KFL07-Wというものです。2階の寝室には、同じくパナソニックのF-VXL55-Wという空気清浄機を設置しました。これらの製品は湿度を60%付近に保つことができるので重宝しています。加湿のし過ぎは良くないし、乾燥のし過ぎもよくないでしょうから。寝室の空気清浄機はヘパフィルターを採用しているので花粉症の季節にも重宝します。

2階にはデロンギのオイルヒーターを設置しました。QSD0915-BLというものです。このオイルヒーターは優れもので、設定した温度をみごとにキープしてくれます。タイマーもあるので便利です。アマゾンの表示では10~13畳用となっていましたが、時間をかければ2階全体を暖かくしてくれます。これはやはり、壁と窓の断熱がしっかりしているから可能なのだと思います。

言い換えると、換気システムを動かしていたとしても、空調を適切に動かせば、十分に暖かい居住環境をつくることができます。

1階の加湿器は、水タンクが1日で空になります。毎日水を加え直すのは面倒なのですが、実は加湿はとても大事だということに気づきました。どのように大事かというと、加湿をしているときとしていないときでは、エアコンの暖房効率が明らかに違うのです。

我が家のリビングには、壁の上のほうに温湿度表示つきの時計を設置していますので、温度と湿度を客観的に定点観測できます。加湿器の作動中は湿度が60%弱で保たれます。加湿器の水タンクが空になって加湿が止まると、湿度は徐々に下がっていきます。

面白いことに、加湿器が動いておらず湿度が低い状態だと、エアコンの暖房をオンにしても、なかなか室温が高くなりません。一方、加湿器のおかげで湿度を60%近くに保っている場合、すぐに室温が上がってきます。明らかに暖房効率が違います。

この理由はよくわからないのですが、無垢の床は文字通り木材だし、壁や天井にも木材や石膏が使われているので、これらの材質の保温能力は湿度の影響を強く受けるのではないかと思います。とにかく60%の湿度を保つとエアコンの効き具合が良いのです。エアコンを18℃に設定すると、我が家の場合、壁時計の高さの温度は20℃で保たれます。

室温が20℃になると、床も冷たくありません。無垢の床の暖かみというやつでしょうか。冬でも裸足で居られます。

1階のリビングの加湿器に比べると、2階の寝室の空気清浄機の水タンクは長持ちします。エアコンを使わずオイルヒーターで暖をとるのに加え、そもそも家族4人が寝るので湿気が発生しやすいからだと思います。


2015年8月23日日曜日

担当して下さった方々

住友林業で家を建てるにあたり、お世話になった方々のことを書きます。

私達が出会った住友林業の方々は、以下の4つの専門分野を担当されていました。

まず、営業です。営業の担当者さんには、私達が展示場に足を運んでから家の引き渡しに至るまでの間、大変お世話になりました。

次に、設計担当の方。具体的に契約を意識し始めた段階で、営業の方に紹介していただきました。一級建築士の資格をお持ちでした。

そして、インテリア担当の方。部屋の照明の種類や配置、家具、カーテンなどについて、豊富なご経験に裏打ちされた的確なアドバイスをいただきました。

最後に、現場監督の方。建築開始前から、そして建築中にもこまめに連絡をして下さり、安心して委ねることができました。二級建築士の資格をお持ちでした。

この4つの専門分野の方々が、つまり4人の方々が私達の家を担当して下さいました。この他に、お会いしてはいませんが、本格的な設計をして資材を手配する部署もあったようです。


営業担当の方は、土地の手配だけでなく、私達の予算に応じた規模の家の提案をして下さいました。

土地を探すにあたり、その地域の将来性、地域の雰囲気、方向の観点からみた敷地の性質、地盤の特徴、などなどを考えて候補をいくつか挙げて下さいました。

それまで敷地の形は意識したことがなかったのですが、道路がどちらにあり、隣接する土地にどのように家が建つかを机上でシミュレーションしてくれました。

日光がどの程度差し込むのか、敷地のどのあたりに家を建てるとどのようなメリットがあり、どんなデメリットがあるかを一緒に考えて下さいました。

その上で、とりあえず雰囲気を、ということで私達に無理のないコストで建てられる家の間取りを提案して下さいました。

この間取りはもちろん仮のものでしたが、家を建てるということがグンと現実的になり、色々なことをイメージしながら考えられるようになりました。

土地の購入に関しては、営業の方が不動産と私達の間に入って下さり、司法書士の先生への登記の依頼などもすべて面倒を見てくださったので大変助かりました。

家の青写真がイメージできてきた段階で、建築士の方も交えた打ち合わせとなり、建築士の方のアドバイスを受けながらの具体的な建築計画を立てはじめました。

私達が選んだ土地は地盤が柔らかいことが予想されており、当初から営業の方がおよその地盤補強予算を想定して下さっていました。

このためまず、土地の購入に先立って(商談中に)営業の方が不動産に掛け合って下さり、地盤調査をすることになりました。

地盤調査の結果、どうやらこの深さに硬い支持層があるということが判明したのですが、念には念をということで、もっと硬い層も突き破ることのできる装置でその支持層の強度を測ることになりました。

二度目の地盤調査の結果、最初に見つけた支持層は信頼するに足るものだということがはっきりしました。この住友林業の姿勢には、確固たるものを作ろうとする志を感じました。

この地盤調査に前後して、本格的な間取りなどが決まっていきました。うちの場合はビッグフレーム構法だったので、思い通りに間取りを決めることができました。

将来的に子供部屋を二つに分けられるような作りにしました。それを想定して各部屋のどのあたりの床に補強を入れておくべきか、将来エアコンをつけるならこの辺りだろうからビッグフレームはこちらに配置しよう、などなど、建築士のアドバイスを受けながら打ち合わせを進めました。

キッチンやお風呂、トイレ、床、ドア、窓、などなど。毎週のように展示場に通って実物を見ながら選びました。小さな子供をつれての打ち合わせは大変でしたが、皆さんが子供に優しく接してくれましたから、とても助かりました。子供のトイレタイムも笑顔で待ってくれましたし、いつも声かけをして下さいました。

およその形が決まると、本格的な設計図作成や、建築確認申請の準備に着手して下さいました。

内装を具体的に検討する段階になると、インテリア担当の方との打ち合わせが始まりました。

各部屋や廊下の壁紙をどんな色にするか、照明はどんなのが良いか、カーテンや家具はどんな感じにするとうまくまとまるか。インテリア担当の方が熟考されて、これらをトータルで考えて下さいました。

いくつかのハウスメーカーの顧客だけを対象としたインテリアフェアが開催されるというので、そちらにも足を運びました。フェアの会場には上品で高品質な家具がずらりと並んでいました。

フェア会場の入口で住友林業の方を見つけて声を伝えると、私達に専属の担当者があらかじめ決まっているとのこと。インテリア担当の方が、私達にピッタリなタイプの方を選んでくれたそうです。

フェアに参加する前にインテリア担当の方と事前に打ち合わせをしており、会場で購入を検討する家具は決まっていました。それを実際に見て、触って、購入を決めました。

専属の担当者の方が要所要所に案内して下さり、インテリア担当の方がさっと現れて商品の説明をして下さいました。

具体的には、ソファー、クッション、オットマンのセットと、ソファーテーブル、そして下に敷くラグを購入しました。ダイニングテーブルは子供が大きくなってから改めて購入したかったので、色々と下見をさせていただきました。

インテリアに関してはこの他に、インテリア担当の方のイチオシで、作り置きのテレビ台を設置して頂くことにしました。床材に合わせてウォールナットで作っていただき、部屋に綺麗に収まり、なんとも言えない特別な雰囲気となりましたので満足しています。

テレビ台の中にテレビアンテナのポートなどが位置するよう設計されており、コード類は内部を通せるようになっていますので、見た目はすっきりと収まります。市販品では味わえない収まり具合です。

インテリアの打ち合わせは実際の建築と並行して進められました。ここでお世話になったのが現場監督さんです。

現場監督さんもしっかり私達の生活のことを考えて下さって、ここをこうしたほうがより良くなるのではないかと、様々な提案をして下さいました。

また、毎週のように、私達が一番電話を受けやすい曜日と時間を狙って、進捗状況や見通しについての説明をして下さいました。

建設中の家も何度か訪問させていただきました。敷地前でお話をする際、子供が道路に飛び出してしまわないよう気をつかって下さいました。車が通るときには車を背に両手を大きく開いて、腰を下ろして、子供が怪我をしないよう細心の注意を払って下さいました。

印象的だったのは、ビッグフレームの骨組みが完成した段階での見学会です。綺麗な木の柱が整然とならんでおり、よい香りがしました。すべての柱に施工主の名前が刻印してあり驚きました。

二階への階段がまだなかったのでハシゴを使いましたが、3歳の娘が上る際には現場監督がハシゴを支えたり、危なくならないようにこまめに配慮して下さいました。

引き渡しの日は、現場監督だけでなく、私達の家を担当して下さった皆さんが、完成した家を訪問して下さいました。

皆さんとの打ち合わせの日々のことが思い出され、お会いしてなかったのは僅かな期間だったのに懐かしく、皆さんが思い思いに完成した家を眺めて笑顔でいて下さったのが、私達にとっては嬉しい贈り物となりました。