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2022年12月23日金曜日

スライドドアのメンテナンス

うちにはスライドドアがいくつかあります。例えばリビングと廊下の間や、廊下と脱衣室の間にあります。何年も住んでいると、これらの動きが悪くなってきました。修繕する方法を確立したので少し書きます。

必要な道具は、ドライバー、ピンセット、シリコンスプレーです。

ピンセットは KFI K-13 という日本製のものが超おすすめです。金物の三木の藤原産業が発売元になっています。鍛造品で、パッケージにある通り「一度使うと手放せない逸品」です。

写真のシリコンスプレーは KURE 多用途すべり剤です。


ドアの下には車輪が二つ付いています。これは長い木ねじで固定されています。厚さ数ミリの絵本をクリアファイルに挟み、ドアを少し斜めに浮かせて滑り込ませます。ファイルを車輪に寄せ、車輪を少し浮かせます。

車輪のユニットにはネジが3つありますが、一番上のネジが木ねじです。これを反時計回りに回します。とても長いです。ネジが抜けたら、同じ穴にネジを突き刺して上下に動かして車輪ユニットを引き出します。

車輪ユニットを抜き出すと写真のような感じです。黒い車輪が見えます。ここに髪の毛や埃が溜まっています。


ピンセットで引き出すと、チリジリにちぎれた髪の毛や繊維や埃が出てきます。

髪の毛などをしっかり取り除いても、車輪は固く、スムースに回りません。そこにシリコンすべり剤をスプレーします。

すべり剤を点したら車輪を回して馴染ませます。またすべり剤を追加します。これを何回かやると良いです。

車輪ユニットをドアの穴に挿入し、ネジで固定します。クリアファイルを抜きます。

ドアの開け閉めを何度か繰り返すと、オイルが馴染んでスムースさが増します。

2016年12月8日木曜日

電気自動車の導入

日産の電気自動車リーフを買いました。

ノートe-powerを検討していたのですが、試乗で乗り比べて、リーフに即決しました。

どちらもモーター駆動なので滑らかにスイスイと走ります。

ノートe-powerは走り出しが静かで力強いですし、Sモードで実現するワンペダルドライブはかなりおもしろかったです。ブレーキペダルを踏まないで、アクセルを緩めるだけで、交差点の停止線で止まれるという感覚は異次元でした。販売台数が月間首位に躍り出たそうですが、頷けます。試乗すると惚れ込んでしまう人が多いのだと思います。

ただ、Sモードの運転には慣れが必要なようです。僕には、カーブで対向車と出会う際、念のためブレーキペダルに右足をもっていく癖があるらしいです。試乗中、対向車接近時にアクセルをパッと緩めてしまったのですが、これはちょっと危険な運転操作でした。Sモードだとカーブを曲がりながらでも急な制動がかかってしまうので、車の姿勢が瞬間的に若干崩れました。

カーブで対向車が来てもアクセルを踏み続けられるように(緩めるだけで済むように)慣れれば良いのですが、慣れてしまったときに普通のオートマ車の運転でエラーを起こしてしまいそうな不安を感じました。平日と休日で車を乗り換えるうちみたいなケースには向かない気がします。

リーフも走り出しは静かで力強いです。ノートe-powerは高速でエンジンがうなり始めますが、リーフはタイヤの摩擦音などの外からの音のみなので、高速では新幹線でトンネルを走っているような感じになります。ノートe-powerに比べてシートの座り心地が良いし、シートとハンドルのヒーターが暖かいし、居住性も優れています。しかもノートe-powerに比べて、それほど値が張らないのです。

リーフのデメリットは、車幅がノートより大きいことと、バッテリーのみだから航続距離がe-powerより短いこと、それと、200Vの充電用電源を用意する必要があることです。このうち、車幅は慣れの問題なので不問にしました。バッテリーは30 kWなので、カタログ上は280 km走れることになっており、実際に使ってみた印象では、冬にエアコンを効かせた状態で85 kmの距離を走っても50%以上の電力が残っています。

最後のデメリット、200Vの充電用電源については、住友林業の建築士の方が「とりあえずつけておきましょう」と言ってつけていてくれました。玄関内にスイッチを設け、電気泥棒されにくくしてくれています。このパナソニック製の電源のおかげで、なんの躊躇もなくリーフを選ぶ事ができました。

注意点は充電ケーブルです。リーフに標準でついてくるケーブルは7.5 mです。うちはコンセント差し込み口から車庫が遠いため15 mのケーブルを追加購入する必要がありました。リーフのケーブルは細くて柔らかいけれどもしっかりしているので、足をひっかけないよう取り回すのが楽で満足しています。

いま家を建てようとしている人は、ケーブルの長さをよく考えておくべきだと思います。他社製のPHEV等は知りませんが、リーフだと15 mが限界です。リーフは正面にケーブル差し込み口がありますから、前向きで駐車することも考えると、家の壁に設置するコンセント差し込み口の位置はよく考えておいた方がよいと思います。

2016年7月30日土曜日

エコキュート

エコキュートは夜間電力でお湯を沸かしてくれるシステムです。お風呂のお湯を指定した温度を保ってくれるので快適なお風呂を楽しめます。



エコキュートのお湯は、お風呂、キッチンの流し、洗面所だけでなく、どうやら食器洗浄機にも使われているようです。キッチンの側にモニターが設置されており、リアルタイムに使用湯量を表示してくれるのですが、食器洗浄機をスタートするといくらかのお湯が使われている様子がわかります。

エコキュートのモニターはお風呂の中にもあります。これで風呂桶の温度と、シャワーの温度をコントロールしたり、キッチン側のモニターと通話できます。特に子供をお風呂に入れる際に、この通話はとても便利です。

実は入居して1年以内に、お風呂のモニターが壊れました。ディスプレイが真っ白になってしまい、事実上、操作不能になったのです。キッチン側のモニターが生きていたので大事には至りませんでしたが、何も見えないのはいささか不安でした。

住友林業のメンテナンス担当に連絡すると、すぐに対応して下さいました。本当にすぐ。まず、パナソニックに連絡が行き、パナソニックから電話がありました。すぐ行きますと。平日はこちらも対応できないということで、日を置いて休日に来て頂きました。

担当の方が新しいモニターを持って来て下さって、すぐに新品になりました。入居1年以内なのでもちろん無料でした。1年以上経過すれば、今度は火災保険のパックで対応できるはずですが。

住友林業以外はどうかわかりませんが、この会社は本当に対応が素早いので、いろいろと感謝しています。先日、入居1年を迎える前の点検がありました。メンテナンス担当の方が3時間ぐらい滞在されて、根掘り葉掘り、こまかくチェックして下さいました。気づいた箇所はすべて、その場で補修するか、メーカーへの連絡等をして下さいました。

アフターサービスの充実という点でも、住友林業を選んで良かったです。

和室

お客さんのお迎え用に、和室をつくりました。

4.5畳なので小さな部屋ですが、赤ちゃん連れのお客さんが来られたらオムツ替えコーナーになり、日常的に使うカバンなどの仮置き場として重宝しています。

カーテンはブラインドっぽい折りたたみ式のものを採用しています。写真で見せるのは難しいのですが、目に優しい綺麗な色なので気に入っています。



畳は紙製のもので、0.5畳単位になっています。ふみ心地がしっかりとしていて、くつろぐには丁度良いです。


和室からトイレにはリビングを経ずに廊下で行けるようにしています。また、お客さんがいても、お客さんと会うことなく2階と1階を行き来できるようにしました。子供達が大きくなったとき、少し居心地が良いのではないかと思います。

和室と、リビングと、廊下の間には段差がありません。ルンバにとっても最適な環境です。


太陽光パネル

我が家の屋根には、営業の方の勧めもあって、太陽光パネルをつけています。

発電状況はリビングのモニターで知ることができます。入居前にすべての手続きを住友林業の方がやってくれていたので、何の苦労もなく、売電もできるようになりました。



6月の電気の明細が来ましたが、使用電力の金額より、販売した金額が上回っていました。寒い季節は使用電力の方が高くなっていましたが、年間を通してざっと計算すると、おそらく、オール電化であるにもかかわらず、ほとんど電気代が発生していません。

太陽光パネルの設置にはそれなりの額がかかっていたのですが、なんだか得した気分です。

あと、この太陽光パネルがつくった電気を非常に使用することもできます。リビングルームに1つだけ、日頃は使わないことになっているコンセント差し込み口があります。停電時はこちらから電気を使うことができるそうです。




簡易ハンガー

営業の方の提案で、廊下の壁に、簡単なハンガーを設置しました。ちょうどリビングから見えない位置で、通行を妨げない場所にあります。

帽子を掛けたり、着ていく服をとりあえず掛けたり、便利なのでよく使っています。


階段

うちは二階建てで、階段を上るとホールに出るようになっています。

言い換えると、ホールからすぐに階段があるので、建築が始まる少し前、1歳の子が歩き始めたばかりだったので不安に感じ、簡単な柵をつけることも検討しました。

柵の案を建築担当の方に告げると、二つ返事で、「では壁を補強しておきましょう」と言ってくれました。ですからこの階段を登ってすぐのところは突っ張り柵を設置しても痛まないように補強されています。



結局、入居時にはそこそこしっかりと歩けるようになり、子供はまだ親が離れると寂しく、ひとりで動くよりも親を呼ぶという状況だったので、間違って階段に侵入して転げ落ちることもなさそうだ、ということで、柵は設置しませんでした。



この階段、手すりが丁度よい高さにあり、大人にも低すぎず、4歳の子供にも高すぎず、といったところです。それ以下の年齢は、だっこか、手をつないで上り下りするので、そもそも手すりを多用しません。