先に断っておきますと、半年以上も前のことですからちゃんと覚えていないことも多いです。ここに書いてあることを鵜呑みにせず、営業担当の方に直接相談されるのが一番だと思います。
まず、つなぎ融資と呼ばれるものについて。これは、いわゆる住宅ローンとは別の借金です。住宅ローンの融資は建物が完成した後でないと実行されないので、完成以前に必要なまとまったお金を工面できない場合、つなぎ融資を利用することができます。
新築で家を建てる場合、建築請負契約が成立した時点での「手付金」や、棟上げが終わった時点での「中間金」など、まとまった金額を支払う必要が何度かあるというのが通例のようです。これらは資材の購入等にあてられるものなので請負金額の数十%に達するとのこと。これらの支払には住宅ローンが利用できないので、つなぎ融資を利用するわけです。
僕たちが住友林業で家を建てる際、土地の購入に関するものを除いて、家の引き取りのタイミングまでは多額の支払をせずに済みました。「手付金」や「中間金」と呼ばれるものがなかったのです。最後にちゃんと払ってくれるはずだからいいですよ、という感じでした。会社として資金力があるからなのか、あるいは支払能力を見定めた上で顧客を選んでいるからなのか、その理由は不明です。
とにかく、途中で多額の資金を工面する必要がなかったので、つなぎ融資を頼る必要がありませんでした。当然ながらそれに伴う利息も発生しないので、このやり方は顧客にとってお得だと思います。
住宅ローンについては、営業の方がお薦めの金融機関とサービスを紹介してくれました。返済計画なども一緒に考えて下さり、何度も一緒に金融機関の窓口に足を運んで下さって、満足できるかたちで融資を受けることができました。
営業の方が紹介して下さった金融機関は、住宅ローンの融資金を住友林業に直接支払うことができる金融機関でした。僕たちの口座には1円も入らず、住友林業の口座に直接振り込まれる形です。これは代理受領と呼ばれるそうです。この代理受領という仕組みのおかげで、融資を受けたお金を自分で住友林業に支払うという手間がはぶけました。
これらの資金計画については設計以前の段階から営業の方が丁寧に説明して下さっていたので、ど素人の僕たちでも、いつまでに何が必要で、そのためにいつどういったアクションを起こせば良いのかを、常に前もって知ることができました。営業の方が適切なタイミングで連絡を下さるのですが、僕たちの生活リズムをしっかり把握されていて、一番電話を受け取りやすい時間に連絡を下さったのもありがたかったです。
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