今日は情報分電盤がらみの話。BF-Siの家には、各部屋にLAN、TEL、テレビのポートが設置されています。これは標準仕様なので、打合せのときに「無線LANにしたいからLANポートは要らない」と言ってみたところ、「逆にオプション料金が発生するので高くついてしまう」と説明されました。ですのでうちの家は各部屋にLANポートがあります。
うちの場合、2階のウォークインクローゼットの棚の上の目立たない場所に情報分電盤が設置されています。白いプラスチックの箱が2つ。1つはメインの分電盤で、もうひとつにはLANのスイッチングハブが入っています。2箱にわかれているのは、2つ目のハブがメインの分電盤に入りきらないためだと思います。
この情報分電盤は家の情報関係の中枢になっており、ここにBSや地上波のテレビアンテナのケーブルや、NTTのインターネット用の光ケーブルや、CATVのケーブルを引き込めるようになっています。
住友林業は面白いところで、打合せの席で家作りへの情熱はよく伝わってくるのですが、家の付属品的なものについては、たとえば外構やテレビアンテナなどは、住友林業で注文するより他所でやった方が安くつきますよ、と言ってくれます。住友林業に大した利益が入らないからだそうです。
うちもそのアドバイスに従ってテレビアンテナは町の電器屋さんにお願いしました。テレビアンテナのことはさっぱりわからなくて不安もあったのですが、住友林業さんがうまくやってくれていたおかげで非常に楽でした。BSと地上波のアンテナのケーブルは壁の丁度よい位置に出してくれていましたし、テレビを映すのに必要な屋内の整備(ブースターの設置や配線)はすでに完了している状態でした。電器屋さんに見積に来ていただいて、後日アンテナ設置工事をしていただいたのですが、ほんの少し立ち会いが必要だっただけで、すぐにどの部屋でもテレビを観れるようになりました。
アンテナ設置工事の際、業者さんが「家の柱に穴を開けてネジで固定する」というので、それが家の構造にどんな影響を与えるのか全然わからず不安になりました。ビッグフレームにヒットしたら耐震性に影響しないのかな、という不安です。その場で、住友林業の現場監督だった方に電話をかけて、現場監督さんと電器屋さんに直接会話をしてもらいました。現場監督さんがいろいろと説明してくれたらしく、電器屋さんも納得のご様子でした。
NTTの光ケーブルについては、外壁の電線近くの位置にケーブルの差し込み口があり、その穴から情報分電盤まで針金の入ったホースが伸びており、外側にある針金の端にケーブルをつないで分電盤側からもう一端を引っ張るとケーブルを引き込めるようになっていました。こうして引き込んだケーブルにルーターをつなぎ、ルーターから分電盤内のハブにつないでもらっただけで、どの部屋のLANポートからでもネットにアクセスできるようになりました。ひかり電話も同様で、当然ながらどの部屋のTELポートに挿しても電話が使えます。ルーターは情報分電盤に綺麗に収まりました。
余談ながら、ルーターの設定(プロバイダへの接続)は自分でやりました。LANポートにつないだMacからブラウザで192.168.1.1にアクセスして、プロバイダのIDとパスワードを入れてルーターを再起動(更新)しました。無線LANルーターは自前でAirMac Extreamを準備しましたが、これを部屋のLANポートに挿してブリッジモードで使用しています。ブリッジモードへの変更は何故かiPhoneからはうまくいかなかったので(再起動はできるが反映されなかった)、MacのAirMacユーティリティでやりました。AirMac Extreamのおかげで無線LAN経由でUSBプリンタに出力できます。
ついでにもう1つの余談。2階にWi-Fiルーターを設置し、FAX電話機の親機も2階に設置したのですが、1階でも問題なく無線LANにつながりますし、電話の子機(無線)でも通話に支障ありませんでした。
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