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2015年8月21日金曜日

屋内の建具(スライド式のドアと、片開き式のドア)

住友林業のBF-Si (ビッグフレーム構法の家)に住んでみてわかったことを、気が向いた時に書き記そうと思っています。

今日は屋内の建具の話。うちの家は2階建てで、1階の各部屋は廊下に接しています。それぞれの部屋と廊下の境界にはスライド式のドアがあります。これは住友林業で標準的なドアを採用させて頂いたものなのですが、2つの特徴があります。




まず第一に、ドアの高さが半端じゃないです。床から天井まであります。ドアの上に壁がありません。壁の一部がスライドして開くイメージです。この構造のため、上の方にある温かい空気が天井付近に籠ることがありません。

このドアのレールは目立たず、床はフラットになっています。リビングと廊下の床が続いている感じなのでルンバに最適です。ただし、ルンバはレールの隙間にある塵を拾うのが苦手です。





第二の特徴は、スライドさせたときの挙動の特殊さです。動画を見てもらうと一目瞭然です。思いっきり速く閉めようとしても、最後の5センチぐらいのところでドアの動きがゆっくりになり、カチャッと軽い音がして閉まります。慣れないうちは勢いが足りなくてドアがしまらないことがあったのですが、慣れてみるととても便利です。ある程度の勢いをつけてやれば確実に閉まります。

なんといっても、ドアを閉めるときに子供が指を挟んでしまうことがない。そして、子供が勢いをつけて閉めたとしても激しい音がならない。これはとても良いスライドドアだと思います。

ただ、このドアではないご家庭にお邪魔したときには気をつけないといけないかもしれません。勢い良く閉める癖がついてしまいますから。とくに子供。祖父母の家で案の定「バンッ!」とやってしまっています。





スライド式のドアの次は、片開き式のドアのお話。うちの場合、2階の各部屋のドアは片開き式にしてあります。このドアの特徴もふたつ。

ひとつめは、やはりこのドアも天井まで達している点です。これは前述のとおり換気に資するものと考えています。

第二の特徴。ドアを完全に開いた場所、つまり90度ぐらい開いた場所の床に、金属の丸い部品が埋め込まれています。この丸い部分はマグネット式になっていて、ドアが真上にやってくると持ち上がり、ドアを固定してくれます。ドアを開ききるとそこで止まってくれるわけです。

このマグネットの留め具は、ドアを手で引けば簡単に外れます。ですから仮にドアを開けっ放しにしたいときに重宝します。勢い良くドアを押し開けたときにはマグネットの留め具がうまく働かずドアが戻ってきます。マグネット留め具の引きの強さが絶妙に調整されているのでストレスは感じません。

通気目的でドアを開けっ放しにしておきたくても、部屋の中を流れる風が強すぎるとマグネットの留め具が負けてしまいます。こういうときは、マグネットの留め具と接するドア側の部品にロックがありますので、それで固定することができます。うちの場合、風で「バタンッ」となってからロックしています。

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